フォンテーヌブロー宮殿のタッセル

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忘れないうちに(笑)、二月に行ったフォンテーヌブロー宮殿のことを・・・

パリ市の南東にあるフォンテーヌブロー宮殿。
フランソワ1世から、アンリ4世、ルイ14世、そしてナポレオン1世まで、名だたる君主に愛された場所です。


つづきは長いので、よかったら写真だけご覧くださいね。





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正面の階段は、その形から「蹄鉄の階段」と呼ばれています。

まずはナポレオン1世に関する展示から。
食器など、あきれるくらい金が多用されていました。
彼は小柄なことで知られていましたが、服や靴はまるで少年のものみたいでしたよ。

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おもしろかったのは、ナポレオンの身づくろい用品一式。
小さな瓶はオー・デ・コロンなどでしょうか。ひげをあたっただろうナイフもずらり。
これを戦場まで持って行ったのかしら・・・


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細長い部屋は、「皿の回廊」。ネオ・ルネッサンス様式だそう。
ぜんぶで128枚ある皿はセーヴル焼きの磁器。
描かれた絵をじっくり見たかったけれど、部屋が暗くて無理でした。残念。


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「フランソワ1世の回廊」の入り口。扉だけでも見事な装飾。
長さは約64メートル、16世紀前半に造られたルネサンス様式です。

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装飾を担当したのは、おもにイタリア人芸術家たち。
フランソワ1世が招いた彼らはイタリアのルネサンスをフランスへ伝え、フォンテーヌブロー派の開祖となります。

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フランソワ1世の「F」。彼のエンブレムである火とかげも、宮殿のそここに。
ロワール地方のシャンボール城を思い出しましたよ。


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図書室。
16,000冊の蔵書があるそうですが、誰かが読んだりするのかしら・・・

フランス革命時には牢獄としても使われ、宴会場だった時期も。
19世紀後半の第二帝政期に、図書室に変えられました。
手前にある地球儀は、もともとナポレオン1世のために作られてチュイルリー公園に置かれるはずだったものだそうです。


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トリニテ礼拝堂。
もとはこの場所に建てられたトリニタリアン(三位一体論者)の教会を、フランソワ1世が宮殿に組み込みました。

写真は、バルコニーというか桟敷席のうしろから撮ったもの。
王はここからミサを受けていたんですね。祭壇よりも高い位置なのに驚きました。
こういうの、よくあるのでしょうかね。

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礼拝堂内。天井の装飾の豪華なこと。
大きな城にはこうして必ず礼拝堂があります。
いかにも私用という雰囲気の小さなものが多いですが、フォンテーヌブローのはさすがに大きい。


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部屋を周っていて気になったのが、タッセル。

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ひとつひとつのデザインが違って、どれも素敵。素材も高価なのでしょうね。

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ほかにもたくさんのきらびやかな部屋がありましたが、省略。
くもりの日だったせいか宮殿内は暗くて、さいごにミュージアム・ショップに着いたときには、あぁやっと明るいところに出た!と思いました(笑)。

冬だったので寒々しい庭をすこし歩いてから、帰途につきました。
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by francana | 2015-04-21 07:00 | フランスの旅 | Comments(12)
Commented by M at 2015-04-21 08:11 x
あっ!右上の写真、ストラスブール大聖堂から
白いお花に変わって、今度は海ですね。
コート・ダジュールかな?
フォンテーヌブロー宮殿は、一度行った事があります。
懐かしいですねぇ。この正面の階段!
迫力がありますよね。
カーテンを留める、タッセル、凄く豪華な創りですね。
フランスにはこのタッセル専門店が沢山、ありますね。
Commented by hairpriori at 2015-04-21 10:43
素晴らしいですね
被写体がいっぱいです
Commented by strawberryfield_b at 2015-04-21 17:17
francanaさん、こんにちは^^
フォンテーヌブロー宮殿内は豪華な装飾ですね♪
中でも驚いたのは、カーテンタッセルの華やかなこと!!
カーテンの色とコーディネートされて
房についている飾りも大きくて豪華ですね。
ブルーのタッセルは横の椅子の模様と合わせているのですね^^
Commented by francana at 2015-04-22 04:24
>Mさん
海の写真、ブルターニュで撮ったものなんですよ~
フォンテーヌブローは私もかなり前に行ったことがありましたが、
この階段は記憶に残りますよね。
それ以外はヴェルサイユとごちゃごちゃになって、
記憶が定かでなかったのですが(笑)。
こんなタッセルが似合う家って、限られますよねぇ。
いわゆる個人のシャトーレベルでしょうか(笑)。
Commented by francana at 2015-04-22 04:25
>とーちゃんさん
けっこう見ごたえありますよ~
日本人観光客のグループが、いつも来ています。
暗い室内の写真って、難しいですね・・・(笑)
Commented by francana at 2015-04-22 04:30
>noyuriさん
きんきらきんの部屋がたくさんありました。
壁の隠し扉のむこうにバスタブがあったり、おもしろかったです。
タッセル、豪華ですよね!
古そうではないので、部屋ごとにコーディネートして取りつけたものでしょうかね。
ひとつひとつがすごい存在感です。
手作りなのでしょうね。重そうですし(笑)。
椅子と合わせたのも素敵ですよね~
Commented by bayswater92 at 2015-04-22 14:00
おはようございます!アンです。
すごい〜。なんとなく私と見るところが似てる気がして
じーっくり写真見ちゃいました。
扉の木彫りの装飾とか、礼拝堂のバルコニーの床(絨毯?)の水色とか
ヘリンボーンの床とか!礼拝堂の天井も素敵ですね。
タッセルも、ほんとカーテンとコーディネートされてて
絶妙の色合いが素晴らしいですね。欲しくなっちゃう。笑
Commented by aki-bluesky at 2015-04-23 12:28
フォンテーヌブロー宮殿の装飾、絢爛豪華ですね!
一枚目の外観の写真、曇り空が建物と不思議に合っていて、雰囲気を醸し出しているような気がします。
ナポレオンの身の回りの品なども見れるのですね。
Commented by akicosmosA at 2015-04-23 20:30
フォンテーヌブロウ城そばまで行ったのですが時間切れで中を見てなくて::まだまだ行くところがいっぱいです。フォンテーヌブローは娘の夫の実家があるのですごい親近感があります。
Commented by francana at 2015-04-24 19:43
>アンさん
お返事が遅くなってごめんなさい。
目をつける箇所、似ていますか?おもしろいですね!
基本的に木が好きなので、木彫りとか板張りの床とか、無意識に撮っていたのかも・・・
礼拝堂は、祈る場所にしては豪華すぎるほどで、王の権力が想像できます。
タッセル、そうですね、色がいいのです。
とくに黄色と紺色のが好きです(笑)。
Commented by francana at 2015-04-24 21:31
>aki-blueskyさん
冒頭の写真、うつっていない(向かって)右側は工事中だったのですよ。
修復されて、きれいになって、保存されていくのですね。
ナポレオン1世は、使っていた食器や、剣、靴などいろいろありました。
どれも金、金、金・・・でしたよ(笑)。
Commented by francana at 2015-04-24 21:36
>こすもすさん
いらしていないのですね、意外です(笑)。
でもまた行かれる機会が何度もありそうですね。ぜひ見学なさってください。
冬でなければ、お庭にも花が咲いて、噴水に水があるのでは・・・
2月は、何もなくてかなりさびしかったですよ。
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