初夏のシュヴェルニー城

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週末にどこかへいこうと、ロワール川沿いの城のひとつ、シュヴェルニー城(Château de Cheverny)へ。

いつもながら写真が多いので・・・お時間がある方はつづきをどうぞ。


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着いてびっくり、入場券を買うのにこの行列。
晴れた週末ですものね、事前にサイトで買っておくべきでした。けっきょく一時間も並ぶはめに。


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やっと敷地に入ったときはすでにお昼時。ベンチでお弁当を広げました。こういう場所にはたいていピクニックエリアがあります。


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パンをちぎって投げると、黒鳥や鴨たちが寄ってきました。


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敷地内では赤い薔薇がさきほこって。


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シュヴェルニー城といえば、「タンタン」です。作者エルジェはこの城にインスピレーションを得てあのムーランサール城を描いたのでした。

5年前にロワール川沿いの城をいくつも訪れたのですが、幼かった息子はまったく覚えていないとのこと。というわけで今回の再訪です。


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ひろい敷地内には菜園もあります。ふつにレタスや人参が植わっていて、ベリー類や花々も。大きな壷にはハーブがいろいろ。


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玄関を入ってすぐの、ルイ13世様式の階段。柱には楽器や武器、果物などが彫られています。
シュヴェルニー城は17世紀に建てられ、はじめの城主ユロー家の子孫であるヴィブレ侯爵夫妻が現在もここで暮らしています。


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部屋をかいつまんで紹介しますね。
ここは母親と赤ちゃんのための寝室。マホガニーの立派なゆりかごは帝政様式。


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子供の部屋。古い木馬におままごとセット。
中央の犬たちはレゴでできています(笑)。コラボ企画があるそうで。奥に写った赤い椅子もレゴ。
別の部屋には、レゴで作った大きなシュヴェルニー城もありました。


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緑色の食堂。奥には銅製のお菓子型などがずらり。


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犬がモチーフのお皿とテーブルクロスは、城主一家のために作られたものだそう。


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女性らしい色使いのちいさな居間。傍らには書斎ふうのデスクも。


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タピスリーがかかった武器の部屋。左の、コルドバ革で覆われた大きなトランクはアンリ4世のものだったそうです。


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城内の見学を終えて、庭へでました。城を裏側から見たところ。


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ここは見習い職人の庭、というおもしろい名前。


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奥のオランジュリー(いわば温室)へと続きます。


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18世紀のオランジュリーが軽食をとれるカフェになっています。
シャーベットで一息つきました。この日は32度くらいまで上がったのですよ。


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城の裏側は、塗り壁に角は石というルイ13世様式。


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白い壁にグレーの屋根のファサードのほうは、パリのリュクサンブール宮殿の影響を受けているそうです。(これ↓)




「タンタン」グッズや本、展示もあるシュヴェルニー城ですが、もうひとつの名物は、猟犬たち。子供部屋でレゴだったあれです(笑)。


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暑い日でしたから、日陰で重なり合うようにしてお昼寝中。フランセ・トリコロールというハウンドの一種だそうです。


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じりじりと暑い日でしたが、気持ちのよい外出となりました。
お城を見に行こうなんて皆考えることは同じなのね・・・と思った次第(笑)。




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by francana | 2017-06-08 07:00 | フランスの旅 | Comments(16)
Commented by M at 2017-06-08 08:30 x
私も昔にロワール川沿いのお城巡りで、たくさん回りましたが、
シュヴェルニーとブロワ城だけは、行ってないんですよ。
だいぶ前にFrance2のニュースでシュヴェルニーの
狩猟犬を調教師を紹介しているのを見ました。
ここの狩猟犬、何百等もいるんですよね。

緑色の食堂、すごく素敵ですね。
銅製のフライパンや鍋、お菓子の道具、見てて楽しいです。
犬のお皿、可愛いですね。テーブルセッティングも素敵です。

このお城は、上品な雰囲気が漂うお城ですね。
私もまた、今度、お城巡りしたくなりました!
Commented by grandeN at 2017-06-08 08:31
素敵なお城ですね。それにしてもこんなに並ぶなんて、ちょっと珍しい気もします。
ダイニングテーブルとティーセットのテーブルに釘付けです。フランスに行きたいな〜。
Commented by boheme0506image at 2017-06-08 09:28
こんにちは~♪
ロワール地方やシュヴェルニー城は、名前は知っているのですが
1時間もチケットを買うために並ぶほどの人気なのですね。
ツアー団体も多そうですね。
シーズン中とか週末ということもあるとは思いますが。
お天気で空も景色も綺麗でまさにお出かけ日和。
日本は昨日梅雨入りしましたが、フランスは過ごしやすいのかなぁ~。
タンタンは大好き、でもキャラクターやグッズがメインだったので
実はあまり話は知らないのです、この地にゆかりがあったなんて。
ヨーロッパのお城は、美しくスケールも大きく
ここに半日くらいいても全然飽きないだろうなぁ。
ワンちゃんの集団にはびっくり。
これだけ沢山集まっていると・・・・子供部屋可愛い。
Commented by environtuushin at 2017-06-08 20:42
今日も素敵な風景です^^
とっても お天気が良かったのですね♪
写真からでも 眩しさが伝わります
マホガニーのゆりかご ホント立派です~
いつの日か シュヴェルニー城 行ってみたいです
Commented by nori_chiku at 2017-06-09 21:25
うわぁ~~ いい所ですね、シュヴェルニー城。
お城と庭園、タンタンに猟犬まで!とても見応がえありそうです。
列に並ぶイメージの少ないフランスの方々が、長蛇の列を作って並ぶのも頷けます^^
フランセ・トリコロールという犬種は知りませんでしたが、猟犬然としたノーブルな佇まいの犬ですね。
お皿やテーブルクロスのモチーフが犬だなんて、ワンちゃん達よほど城主様に愛されていたのですね。
これだけ沢山の犬達が「暑いよ〜」と全身で語っている姿、気の毒だけど笑えます。
せっかくの日陰なのに、こんなに折り重なったらかえって暑そうですけどね(笑)
Commented by francana at 2017-06-10 01:58
>Mさん
ブロワ城は一度行ったことがありますが、いいですよ、おすすめです。
ここの猟犬は有名ですけれど、何百頭もいるとは知りませんでした。
狩りの見学とかできるのでしょうか。
食堂の鍋にお菓子型、ぴっかぴかでした。これを磨いている人がいるのですよね~
犬のお皿は(コピーだと思いますが)売店で売っていましたよ(笑)。
シュヴェルニーは塔もなくて、ロワール川沿いのお城のなかでは異色かもしれませんね。
私たちは行きませんでしたが、敷地はちいさな列車(ヴェルサイユ宮殿にあるような)で周れるんですよ。
Commented by francana at 2017-06-10 02:02
>grandeNさん
チケットの窓口はふたつで、いざ買う段階でカードは使えませんと言われました。
私は幸い現金を持っていたからいいものの、それで手こずる人がいてこんなに待ったのかなと思いました(笑)。
フランス人が多いようでしたが、英語やイタリア語も聞こえてきました。
やはりテーブルに目がいきましたか~
ほこりをとったり磨いたり、毎日の手入れもそれなりの仕事でしょうね。
Commented by francana at 2017-06-10 02:10
>さおりさん
冬はさびしいかもしれませんが、夏はかなりの人出だと思います。
このお城では見かけませんでしたが、シャンボールやシュノンソーなどの有名な城にはいつも団体客がいますよ。
フランスは年間をとおして湿度が低いので、そういう意味では過ごしやすいです。とくに夏は(笑)。
タンタンお好きなのですね~ 機会があったら読んでみてください。
エンターテイメント性もありますし、ものによっては時代背景などを考えるとなかなか深いです。
私はやっぱり日本人なので、お寺や神社を訪れると無条件に落ち着きますが・・・
こちらのお城や宮殿へ行くと、石のひんやりした中で、日本のそれとは違った歴史の重みに圧倒されます。
Commented by francana at 2017-06-10 02:13
>environtuushinさん
お天気に恵まれて・・・でも暑い日でした(笑)。
木陰でのピクニックは気持ちよかったです。
ゆりかご、さすがの質と作りでしたよ。良いものはいつまでも残りますね。
Commented by francana at 2017-06-10 02:23
>nori_chikuさん
ロワール川沿いのお城のなかでも、シュヴェルニーはパリから近いほうにあります。
そんな理由もあって人が多いのかもしれません。
フランセ・トリコロールは、フランスとイギリスの交配種だとか。
写真では見えませんが、犬舎のなかにもたくさん寝ていましたよ。
私が見たのは今回も5年前も寝ている姿だけですが(笑)、毎朝のごはんの時間は見学できるそうです。
今の城主も、ジビエなどの狩りをするのでしょうかね。馬は見かけませんでしたが・・・
Commented by marucox0326 at 2017-06-10 13:28
シュベルニー城
素晴らしい景観と内部の装飾に、調度品の数々。
色遣いや意匠が日本にはない感覚でとっても素敵です。
ロワール川のお城めぐり・・・いつか行ってみたいものです。

(私もその一人ですが)
タンタンはキャラクターとしての認識は高い割りに
コミックの内容に通じている日本人は少ないのではないでしょうか。
日本では絵本の分類になっているし・・・。

きちんと刈り込まれたフランス式庭園も美しいです。
温室の中にカフェもあるのですね。
冷たいものはさぞ美味しかったことでしょう。
ワンちゃんたちの様子でいかに暑かったかがわかりますもの。

日本はしばらく梅雨の晴れ間が続くようで
ここのところ空気も乾いています。
今のうちにどこかへおでかけしなくちゃ。
Commented by francana at 2017-06-11 15:47
>marucoxさん
ロワール川沿いには見ごたえあるお城がいくつもあって
それぞれ顔も違いますし、歴史に興味がおありでしたらおすすめですよ。
タンタン、私も数冊しか読んでいないのです。
息子のほうがよほど詳しいのですが、まだ幼いのですべては理解していないでしょう(笑)。
BD(バンド・デシネ)は、日本では広まりにくいかもしれませんね。
シュヴェルニー、カフェだけは冷房が効いていてほっとしました~
敷地は大きいですが、城も庭も広すぎず、見学しやすいお城です。
フランスは今年の夏は暑くなる予想です。日本はどうでしょうか~
Commented at 2017-06-11 19:34
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by francana at 2017-06-12 15:01
>鍵コメ2017-06-11 19:34さん
フランスは中世以降の大小のお城がどこへ行ってもありますね~
でもイタリアなどには古代ローマ帝国時代の遺跡が残っていることを思うと、お城が新しく思えてきます(笑)。
息子がいちばん反応したのは、レゴでした(笑)。なじみのあるものだから当然ですかね。
はい、こちらこそ改めてよろしくお願いします~
鍵コメさんも、よい夏をお過ごしください!
Commented by arare719 at 2017-06-15 12:39
francanaさんへ☆

シュベルニー城、可愛いもの満載ですね♪

気持ちのいいピクニックエリアや可愛い子供部屋。
水鳥やお花などの生き物もいいなぁ〜。
インテリアも可愛い色使いや食器やお鍋やら貴族のお城なのに親しみ感じますね。
ワンコたちの寛ぎ風景に、思わず笑っちゃいました、これ一番見たいかも…。

シュベルニー城、気にいっちゃいました。
Commented by francana at 2017-06-15 17:05
>arareさん
敷地は広いですがこぢんまりとしていて、見学しやすいお城です。
庭の静けさと自然に囲まれたぜいたくな生活、いいですよねぇ。
こんなこと言うのもばかみたいですが、庭師さんがいるなんてうらやましい(笑)。
犬たちは人気で、たくさんの人が柵ごしに見ていましたよ。
緑と薔薇がきれいで、この時期はおすすめです。
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