リュクサンブール公園にも春が

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ご無沙汰しております。

しばらく雨ばかりだったのが、このところ晴天が続くようになりました。午後にはぽかぽかのあたたかい日差しで、春の訪れを感じます。

そんな週末、ひさしぶりにリュクサンブール公園へ。
この陽気に誘われて出てきた人でいっぱい。何もしないで日を浴びるというこの行為、忙しい日本人には理解できないかもしれませんね(笑)。


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公園じゅう椅子の空きがないくらいで、一角に冬の間まとめて置かれていたのでしょうか、山と積まれた椅子を、自ら取っていく人たちも見かけました。


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いつもの桜がすでに満開でした。

ここ一年ほどでセ・ラ・ヴィ(C'est la vie. 人生とはそういうもの)、という言葉が浮かぶ瞬間が何度もあったのですが、
いつの間にか春はやってきていて・・・何が起ころうとめぐる季節、自然の営みの確かさ、に思い当たるとはっとします。


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・・・もし人生で、自分をとても不幸に感じることがあったら、思い出してごらん、私たちは宇宙のなかの小さな塵にすぎないんだと。人生はたった一瞬でしかない。だから満喫するんだよ・・・

先日見たフランス映画のなかで、実在の探検家・海洋学者である父親が、星空を見上げながら幼い息子たちに言います。
すでにどこかで聞いたような台詞でもあるし、本当にそんな会話があったかどうか知らないけれど、心に留めておきたい言葉でした。


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リュクサンブール公園の遊具広場は有料ですが、広くて遊具が充実、床は弾性素材で、大人用のベンチもたくさん。私は座ることはほとんどないけれど、広場自体が快適で長くいても苦になりません。
この日は、私たちが帰るころには入り口に20メートルほどの行列が。週末でこのお天気ですものねぇ。


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7歳以上が対象の「緑の遊具」。以前はできなかったここでたくさん遊んで、息子は大満足。

いつだったか息子の学校の先生に、今の「ちいさな」悩みをたのしんでくださいね、子供が大きくなれば「大きな」悩みが次々にでてきますから・・・と言われたことが印象に残っています。

子供を見ていると、彼らの前にはまぶしい未来が広がっていて、立ち止まることなんてないのだなと思えます。残念ながらその屈託のなさは、大人になるにつれてどこかへ忘れられてしまうのだけれど。


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左岸のデパート「ル・ボン・マルシェ」食品館「ラ・グランド・エピスリー」へ寄ったら、復活祭のチョコレートがずらりと並んでいました。


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伝統的な、うさぎ型と鐘型。でもここは「ラ・グランド・エピスリー」、相当なお値段でした(笑)。


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こちらはちょっと異色。お弁当箱みたい。買わなくても、あれこれ見ているだけで楽しいお店です。


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クリュニー美術館横で咲く桜が、とおくからでも白くふわっと目につきました。


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この花屋さん、よく前を通るので以前にも載せたことがあるような気がしますが・・・マグノリア(木蓮)と椿が店先にでていました。

そろそろ庭の手入れを始めなくては・・・




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by francana | 2017-03-15 07:00 | パリ散歩 | Comments(16)
Commented by oz55mama at 2017-03-15 19:43
francanaさん こんにちは

緑の芝生が、まぶしいくらい^^
桜の花も咲いてるなんて,ほんとに春が訪れましたね^^

とっても素敵な言葉。映画のシーンを想像して、ちょっとキュンとしました。

いいお天気の中、遊具でたっぷり遊べて,息子さんも大満足でしたね。
子供の成長って、ほんとに早いですよね。
今を大切に、いっぱい楽しんで下さいね^^
Commented by M at 2017-03-16 08:31 x
パリは、暖かいんですね!
リュクサンブール公園も気持ちよさそうですね。
北海道は、まだ、まだ、雪が残り、寒さが戻ってきました!
稚内は、せっかく雪解けが進んでいたのに今朝、また、雪が降りました!

桜も満開ですかぁ!北海道は、5月ですよ!
この時期に桜が見られて嬉しいです。
あぁ、もう、パックのショコラですかぁ。
その前にポワソン・ダヴリルですね!
なんだか、francanaさんと一緒に散歩した気分になりました!
Commented by francana at 2017-03-16 17:19
>ひつじさん
桜がここまで咲いているとは思わず驚きました。
でも思い出してみれば、昨春もその前も、ここでは3月に咲いていたんですよねぇ。
子供の成長、あっという間ですね。
いまは誕生日を迎えるたびに、もう○歳、まだ○歳、という気持ちが混ざります。
そのうち、もう○歳、だけになっていくのでしょうね。
今を大切に、ひしひしと感じる今日この頃です。
Commented by francana at 2017-03-16 17:25
>Mさん
急にあたたかくなってきましたよ~ コートは朝晩だけに。
そちらはまだ雪ですか、一歩ずつゆっくりと春が近づいてくるのですね。
昨春は東京で八重桜をたのしみましたが、今年はこれです(笑)。
復活祭、今年は遅めで4月半ばですね。
え、もうPâques?と時の経つはやさに、ため息です。一年前がつい昨日のように思えます。
写真で散歩していただけて、私もうれしいです!
Commented by bayswater92 at 2017-03-17 02:06
こんばんは!アンです。
暖かさそうでいいですね~。
ロンドンでもちょっとお日様が見えると、まだ寒いでしょ!?って感じなのに
水着のような姿になって皆日光浴してる光景を思い出しました。
こちらは今週から寒さが逆戻りしてて、雪も降ったりで散々です・・。
早く本当の春が来て欲しい~。杏の花もまだ咲いてないです。
もうイースターなんですね~。あっという間に年末になっちゃいそう。。笑
Commented by francana at 2017-03-17 19:03
>アンさん
ロンドンの人たちは、パリジャンよりもさらに太陽に敏感そうですね。
さらに北の国ならなおさら・・・
灰色だった景色に花の色がつくの、嬉しいものですね。
そちらはまだ雪の日もあるのですか、それも三寒四温ということでしょうか。
年末だなんて~!まだずっと先でいいです(笑)。
Commented by marucox0326 at 2017-03-17 22:53

こんにちわ。
リュクサンブール公園、広いし、お花がきれいだし
彫像があちこちにあって市民の憩いの場ですね。
マペットの芝居小屋みたいなのがありませんでしたっけ?

無垢な時代が過ぎるとわが子でさえ、その性格も考え方も
理解しがたいことが増えていくけれど、彼らが変わっていくのは
自然なこと。親としてはちょっぴり寂しいですが
大人になるというのはそういうことなのかもしれません。
そして「屈託のなかったころ」をいつか思い出してくれる日が来ます。
私たちもそうだったし、私の息子たちもたまに思い出語りをしていると
その時は考えなかった意外なことを気づかせてくれたりしますよ。

今の時間を大切に。
受け入れていくしかありません。

Commented by Qtaro-mama at 2017-03-18 06:40
こんばんは。
リュクサンブールの遊ぶところ、先日のバカンス中に何度か行きましたが、子供だけ入れて私は外で待つというのをやってました。たしか大人料金って物凄く安くて、そんな節約するほどではないのに、なぜか意地になって(笑)。しかも、午前中と夕方行って、なんかしっかり元を取ったような気分になって。
どちらにしろ、すごく楽しいところですよね。
Commented by hairpriori at 2017-03-18 13:53
この公園もよく行きました
緑の椅子が懐かしいです
日本はそろそろサクラです🌸
Commented by francana at 2017-03-18 23:40
>marucoxさん
ご存知でしたか、ギニョルという人形劇の小屋があります。
開演をカランカランと鐘を鳴らして知らせるので、聞いて飛んでいく子供たちもいます。

そうですね、今は「小さな」子育ての悩みで途方にくれることもありますが(笑)、
いつかそれを懐かしく思い出す時が来るのでしょう。
仰るとおり、良いときも悪いときも、今は今だけ。
月日の容赦ない流れを、ひしひしと感じるこのごろです。
Commented by francana at 2017-03-19 00:16
>Qtaro-mamaさん
節約、いいじゃないですか~ よく行かれるなら、塵も積もれば、ですよ。
入らずに外側の柵ごしに見ている親御さんも多いですよね。
うちはまだ近くで見ていないと心配なのですが、
そのうち、遊ばせておいて私は本を読んだりできるようになるかしら。
この広場も公園も大好き場所なので、お近くでうらやましいです~!
Commented by francana at 2017-03-19 00:45
>とーちゃんさん
やっぱりこの椅子を思い出しますか(笑)。
日本の桜は世界一ですね。今年もきれいに咲くのでしょうね~
Commented by BBpinevalley at 2017-03-19 09:55
こんにちは。
どこも春なんですね〜
こちらは、いよいよ秋が忍び込んできました。

人生は一瞬のつながりで、繋いでおきたくても手から滑り落ちてしまいます。
思い出そうとしても、しっかり思い出せないことも。
月並みでも、今を楽しむしかないですね。

イースターチョコも、フランスのはずっとおしゃれね。
Commented by francana at 2017-03-19 19:41
>BBpinevalleyさん
夏がうらやましいと思っていたら、もう秋の気配ですか。
季節はめぐりますねぇ。
ほんとうに、人との縁でも何でも、永遠につづくものなんてありませんものね。
忘れがちですが心に留めておかないと。失って初めて気づくなんて嫌ですし。

このデパートはパリのなかでも高級品が集まっているんですよ。
例えばこのチョコレートの鐘は、たしかひとつ45ユーロでした(笑)。
Commented by 40ansparis at 2017-03-21 07:31
先日は20度まで上がって、また肌寒くなって、、、でも少しずつ春に近づいている実感がありますよね。
リュクサンブール公園は、春夏の気温が上がってからは、たまに読書をする場所のひとつなのですが、子供達で賑わう辺りからはちょっと遠いです。が、帰ろうかな、、と思う時、やっぱり子供達の元気な声がする方へ行ってしまいます。屈託ないあの声がこだまする空間、、とても心が洗われるのです。子供のうちに持っていた不思議な魔法は大人になるとみんな無くしてしまうんですよね。
私も親に小さい頃に言われた言葉でいつも思い出す言葉がありますが、、子供って意外にそういう言葉をちゃんと覚えているのですよね。
Commented by francana at 2017-03-21 17:35
>ラパンさん
また寒くなりましたね~
広いリュクサンブール公園・・・静かに読書や昼寝をする人がいる一方で、スポーツをする人もいて
子供たちが遊んでいるかと思えば、一角に美術館や果樹園などもあって、考えてみれば様々な顔がありますね。

子供たちの笑顔や歓声って、万国共通で、いつの時代も変わらないですよね。
石井桃子さんの「子どもたちよ 子ども時代をしっかりとたのしんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の 「あなた」です。」という言葉を思い出します。
私の場合は青春時代のほうが大きな支えになっている気がしますが、幼少期のあれこれが今に繋がっていると感じることもしばしば。
人生は、生まれてからの年月のつみかさね以外の何ものでもないんですよね。当たり前ですけど・・・(笑)
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