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チョコレートのドーナツ、フィルハーモニー・ドゥ・パリ

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あわただしくしているうちに、あっというまに11月さいごの日。
先日、おやつに作ったチョコレートドーナツ。あいかわらずグルテンフリーで卵なしです。


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しばらく雨がつづいて灰色の空に気分が落ちこんだけれど、今週からようやく青空がやってきました。それとどうじに本格的な寒さの到来です。


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今朝、窓辺の温度計は氷点下6度をさしていて、そとを歩けば鼻は真っ赤、手袋をしていても指がかじかんでしまう。
体があたたまるポタージュや鍋ものばかり食べています。手軽に野菜がとれるので、子供があそびに来たときにもたいていスープ。子供って、パンをまるめて玉をつくるのが好きですよね(笑)。




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芸術の秋をとおりこしてすでに冬ですが、先日は家族でクラシックのコンサートへ。昨年開館したばかりの、とおくからでも目をひく銀色の建物。パリ北東のシテ・ドゥ・ラ・ミュジックにある、フィルハーモニー・ドゥ・パリです。


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設計はジャン・ヌーヴェル。なかも曲線を多用した、心地よい空間でした。


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子供もたのしめるように工夫されたコンサートは一時間ほどで終了。コメディ・フランセーズ出身の若者ふたりが進行役。大人の私としては、ベートーヴェンをこまぎれにせず通して聞きたかったけれど(笑)。




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菜園でとれたポティマロンはポタージュのほかに、人参、さつまいもといっしょに、ベータカロチンたっぷりのピュレにしたり・・・


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かぼちゃをバルサミコ酢で味つけしたあたたかいサラダにしたり。胡桃を散らして。




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そういえば美術館へも行きました。


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このボッティチェリのフレスコ画は、フィレンツェ近郊の、トルナブオーニ家所有のヴィッラ・レンミにあったものだそう。すこしまえに読んだ、塩野七生の「銀色のフィレンツェ」をおもいだしました。ヴェネツィア、ローマとあわせたこの三部作、大好きです。


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本でみた「モナ・リザ」を見たいという息子をつれて展示室へ。でも人だかりに圧倒されて絵どころではなかった(笑)。




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見た目はひどいですが、ご容赦を(笑)。なかにベリーを入れて、しっとりとおいしくできました。

甘いものをもっと載せようとおもったけれど、写真が多くなったのでこのへんで・・・

風邪をひく人がまわりにもふえています。今年もホメオパシーの薬を飲みはじめました。ティーツリーやユーカリプスのオイルをディフューザーでがんがんたいています。

みなさまも寒さにお気をつけくださいね。




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by francana | 2016-11-30 07:00 | フランス生活風景 | Comments(16)

マロン・ショー、いつものりんごタルト

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田舎でひろったという栗をたくさんもらったので、オーブンで焼き栗にしました。
フランス語ではマロン・ショー(marron chaud)。寒くなるとパリの道端でも売られます。


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週末のパリの公園。


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この日は無料の美術館で、お昼をテラス席で食べようとしたら、あまりに寒いので中へもどりました。


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冬でも外の椅子ですごすパリジャンたちも、なぜかこの日はいなかった。


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型なしタルト、しばらく四角いのばかりでしたが・・・


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先日焼いたりんごタルトは、ひさしぶりに丸くしました。なぜか写真が黄色いですね、すみません~
しょっちゅう焼いているので、生地のあつかいにもはじめのころよりさすがに慣れた。きれいでないのは相変わらず(苦笑)。


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りんごを5、6個使って、冷凍のベリーを散らしています。生地の黒いつぶつぶは、きな粉に入っている黒すりごま。


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おいしさは茹で栗のほうが勝るけれど、マロン・ショーは手で皮をむけるのが手軽でいい。ハート型の甘い小さな栗、毎日ぱくぱく食べています。




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by francana | 2016-11-09 07:00 | パリ散歩 | Comments(16)

冬時間

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ご無沙汰しております。
日曜日からとうとう冬時間になりました。この日ばかりは一時間得した気分。


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先月、フランス語で「ブリュッセルのキャベツ」と呼ばれる芽キャベツがで始めたころ、野菜のクランブルに。使ったのは、米粉ととうもろこし粉など。ブイヨンを足したほうがしっとりしてよかったなとあとで思いました。


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9月の半ばに菜園で採れたかぼちゃ。こぶりのポティマロンです。その後も花が咲いたのでほうっておいたら実がついたけれど、日照不足のせいかちっぽけなまま色づいています。食べられるまでになるのかしら。


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菜園のトマトとズッキーニはさすがに終わってしまい、もう片付けました。
ズッキーニは10月になってからも採れたので、こんなポタージュを何度もつくりました。じゃがいもと玉ねぎとあわせてすこし水を足すだけの、乳類は入れないどろりとしたスープ。


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人参とかぶのポタージュ。これもぼってりした濃いもの。野菜の甘みがおいしいです。




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読書の秋というわけではないけれど、最近読んだ本。
「Un Secret(ある秘密)」と、「Dora Bruder」はつづけて一気に読みました。どちらも、ナチス・ドイツ占領下のフランスでユダヤ人になにがおきたかが描かれているもの。厚い本ではないけれど、その重さがずっしりとからだにこたえました。

グランベールの自伝的な「Un Secret」。15歳で家族の秘密を知る「私」が大人になってから検挙されたユダヤ人たちの記録をたどる。それは「尋常でない現実の重み」、と書かれています。

「Dora Bruder」のほうは、モディアノの小説家らしい鋭い想像と、自身の体験とが、実際の記録とあわさった巧みな構成。いまもあるパリの通りや郊外の町が、いまでは信じがたいおそろしい史実の舞台でした。淡々と語られますが、読み進めるにつけ胃がしめつけられるような感覚が。
「それまであなたが考えたこともなかった、そしてほんとうの自分とはかけはなれている、おかしなカテゴリーに当てはめられてしまう、理由も知らされずに」。

おなじくモディアノのもう一冊は、え、ここで終わるの?とおもわずつぶやいてしまった、不可思議な後味のある小説。どなたかに解説してもらいたい(笑)。


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こちらもすこしまえに読み終えた小説、英語の原題は「The Light between Oceans」。一月だったか書店で見かけて覚えていたのですが、いつのまにか表紙が変わっていて新版に。映画化されたようですね。

フランス語の本はたくさん読まない私、500ページ以上の長編は「Suite Française」以来でした。本を読んで泣くことはほとんどないのだけど、終盤は涙がとまらなかった。夫婦の、親子の絆とは・・・ 生活や自然の描写も映画的でうつくしいです。




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学校が秋のヴァカンスだったあいだ、パリのグラン・パレで開催中の「エルジェ展」へ行ってきました。


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生き生きとした手書きのデッサン。膨大な資料のなかには、未完におわった「タンタン」の下書きもあって人だかりができていました。


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絵を描くのが好きだった少年時代から、すぐれた広告デザイナーでもあったこと、バンド・デシネ(コミック)において革命的であったこと、戦時中の連載など、私ははじめて知るエルジェでした。


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なにより印象的だったのは、小学生から年配の人まで、じつに幅広いひとが熱心に見ていたこと。何十年経っても色あせず、愛されているのですね。


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充実した展示に、「タンタン」を何冊も読んでいる息子もおおよろこびでした。




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私はなにもする気がないハロウィンでしたが(笑)、ちいさな子供たちは仮装して村の家をまわっていました。うちのインターホンも何度鳴ったことか。写真は息子がもらってきたカラフルなボンボン(飴やキャラメル)。


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11月1日の諸聖人の祝日、おとずれた墓地は菊であふれて花畑のよう。それをみまもるかのように、ひさしぶりに青空がひろがった日でした。


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ナッツと乾燥いちじくが余っていたので、チョコレートでつつんでおやつに。毎日食べていたらもうなくなってしまったので、またつくろうと思っているところ。


今朝の気温はマイナス2度、いっそうさむくなってきました。太陽が貴重な季節のはじまりです。

とりとめのない記事、さいごまで読んでくださってありがとうございました!



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by francana | 2016-11-03 07:00 | フランス生活風景 | Comments(12)