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文化遺産の日、パレ・ロワイヤルと国立図書館

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先週末は、ヨーロッパ文化遺産の日でした。
日本帰省のことはひと休みして、こちらを先に載せますね。

今年の行き先は、まずパレ・ロワイヤル。

もとは枢機卿リシュリューが建てた屋敷でしたが、ルイ13世の死後、摂政となった妻アンヌ・ドートリッシュが二人の息子すなわちのちのルイ14世と、オルレアン公フィリップを連れて入居します。
その後代々オルレアン公の所有となり、18世紀後半から19世紀にかけてカフェやレストラン、劇場や賭博場、娼館などでパリ最大の歓楽街となりました。


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見学の始まりは、ジェロームの間。
パレ・ロワイヤルは、第二帝政期にはジェローム・ボナパルト(ナポレオン1世の弟)の屋敷でした。
1848年の革命で略奪にあい、パリ・コミューンで火災に遭うも修復され、現在は、地上階には店舗、上階には文化省と国務院があります。



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この部屋は現在では会議、レジオン・ドヌール勲章の授与など様々な用途で使われるそうです。



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文化大臣のオフィス。歴史ある空間に、現代的な家具。
大臣になると省の家具を自分で選んで国有調度品庫(と訳すのかな?)に注文できるのだそうです。へぇ。
写っている男性は、説明してくれた係の人。



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もうこのあたりは国務院です。18世紀後半の大階段。



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その吹き抜けの天井。



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国務院の大会議場。農業、商業などを題材にした壁画が。



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その会議場へつづく隠し扉がある図書室。



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一部だけ開放されたバルコニーに出ると、先ほど自分たちが並んでいた回廊が見えました
私たちはけっきょく30分ほどしか待ちませんでしたよ。



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見学の最後は、憲法評議会です。その階段。



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階段のうえから見えた、となりの建物。ふつうのアパルトマンでしょうか、どんな人が住んでいるのやら。


かなり簡潔にまとめてしまいましたが・・・

くらべてしまえば、二年前のリュクサンブール宮殿(元老院)のほうがずっと見ごたえがあったけれど(下にリンクつけました)、
普段は入れない場所を見学できるのは興味深いものです。職員も感じがよく、パンフレットも詳しくよくできていました。





さて、つぎはパレ・ロワイヤルのすぐ近くにあるフランス国立図書館へ。
もう午後でしたから一時間以上の待ち時間でしたが、子供を連れているからと先に通してもらえました。何十メートルの行列を横目に・・・


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ここリシュリュー館のラブルースト閲覧室は、最近設備が一新されたばかり。ドーム天井の開放感。



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ふだんは、学者や学生などの資格を持ち、研究目的である証明があれば入場可能。
こんなところで勉強できる学生がうらやましい。

別の部屋では、ジャック・プレヴェールの手紙やモーツアルトの楽譜など、貴重な資料を見ることができました。



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上階の窓から見た景色。


ちなみに今年の文化遺産の日、二日間でもっとも入場者数が多かったのは、リュクサンブール宮殿(元老院)なのですって。
二位はエリゼ宮。今年はマクロンを一目見ようとすごい人気だったとか・・・


文化遺産の日、来年が今からたのしみです。




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by francana | 2017-09-19 08:00 | パリ散歩 | Comments(6)

初夏のシュヴェルニー城

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週末にどこかへいこうと、ロワール川沿いの城のひとつ、シュヴェルニー城(Château de Cheverny)へ。

いつもながら写真が多いので・・・お時間がある方はつづきをどうぞ。


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着いてびっくり、入場券を買うのにこの行列。
晴れた週末ですものね、事前にサイトで買っておくべきでした。けっきょく一時間も並ぶはめに。


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やっと敷地に入ったときはすでにお昼時。ベンチでお弁当を広げました。こういう場所にはたいていピクニックエリアがあります。


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パンをちぎって投げると、黒鳥や鴨たちが寄ってきました。


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敷地内では赤い薔薇がさきほこって。


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シュヴェルニー城といえば、「タンタン」です。作者エルジェはこの城にインスピレーションを得てあのムーランサール城を描いたのでした。

5年前にロワール川沿いの城をいくつも訪れたのですが、幼かった息子はまったく覚えていないとのこと。というわけで今回の再訪です。


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ひろい敷地内には菜園もあります。ふつにレタスや人参が植わっていて、ベリー類や花々も。大きな壷にはハーブがいろいろ。


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玄関を入ってすぐの、ルイ13世様式の階段。柱には楽器や武器、果物などが彫られています。
シュヴェルニー城は17世紀に建てられ、はじめの城主ユロー家の子孫であるヴィブレ侯爵夫妻が現在もここで暮らしています。


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部屋をかいつまんで紹介しますね。
ここは母親と赤ちゃんのための寝室。マホガニーの立派なゆりかごは帝政様式。


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子供の部屋。古い木馬におままごとセット。
中央の犬たちはレゴでできています(笑)。コラボ企画があるそうで。奥に写った赤い椅子もレゴ。
別の部屋には、レゴで作った大きなシュヴェルニー城もありました。


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緑色の食堂。奥には銅製のお菓子型などがずらり。


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犬がモチーフのお皿とテーブルクロスは、城主一家のために作られたものだそう。


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女性らしい色使いのちいさな居間。傍らには書斎ふうのデスクも。


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タピスリーがかかった武器の部屋。左の、コルドバ革で覆われた大きなトランクはアンリ4世のものだったそうです。


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城内の見学を終えて、庭へでました。城を裏側から見たところ。


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ここは見習い職人の庭、というおもしろい名前。


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奥のオランジュリー(いわば温室)へと続きます。


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18世紀のオランジュリーが軽食をとれるカフェになっています。
シャーベットで一息つきました。この日は32度くらいまで上がったのですよ。


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城の裏側は、塗り壁に角は石というルイ13世様式。


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白い壁にグレーの屋根のファサードのほうは、パリのリュクサンブール宮殿の影響を受けているそうです。(これ↓)




「タンタン」グッズや本、展示もあるシュヴェルニー城ですが、もうひとつの名物は、猟犬たち。子供部屋でレゴだったあれです(笑)。


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暑い日でしたから、日陰で重なり合うようにしてお昼寝中。フランセ・トリコロールというハウンドの一種だそうです。


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じりじりと暑い日でしたが、気持ちのよい外出となりました。
お城を見に行こうなんて皆考えることは同じなのね・・・と思った次第(笑)。




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by francana | 2017-06-08 07:00 | フランスの旅 | Comments(16)

リュクサンブール宮殿にて

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前回のつづきです。
リュクサンブール宮殿でもひときわ煌びやかな部屋へ。名前はそっけなく、「会議室」。

つづき
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by francana | 2015-09-27 07:00 | パリ散歩 | Comments(4)

文化遺産の日に、リュクサンブール宮殿へ

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朝晩はかなり冷えこむようになりました。まだ9月だというのに冬のブーツを履きはじめましたよ。

さて、先週末は、「ヨーロッパ文化遺産の日」でした。
1984年から始まった催しで、9月の三週目の土日に全国の歴史的建造物が一般に公開されます。
とくにパリは多くの人が訪れ、人気があるエリゼ宮(大統領府)や首相官邸は4、5時間の行列ができます。
毎年逃していたこの機会、やっとつかまえることができました。

行き先は冒頭の写真、元老院があるリュクサンブール宮殿(Palais du Luxembourg)。前にもこんな写真を載せたことがあったかな。
マリー・ドゥ・メディシスの命で建造がはじまったのが1615年で、今年は400年記念です。

つづき
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by francana | 2015-09-26 07:00 | パリ散歩 | Comments(10)

ガルニエ宮でバレエを

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先日、パリのオペラ座でバレエを見てきました。
パリにオペラ座はふたつありますが、こちらが古いほうで、開館は1875年。
ガルニエ宮(Palais Garnier)とも呼ばれます。

写真は、うしろ姿。正面はみなさんご存知だろうと思うので(笑)。
一部が工事中なのを隠すためでもあるのか、ディオールのおおきな広告が。

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スクリブ通り側。洗浄されてきれいになりましたね。パリのユニクロ一号店がある通りです。

つづき
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by francana | 2015-05-24 07:00 | パリ散歩

フォンテーヌブロー宮殿のタッセル

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忘れないうちに(笑)、二月に行ったフォンテーヌブロー宮殿のことを・・・

パリ市の南東にあるフォンテーヌブロー宮殿。
フランソワ1世から、アンリ4世、ルイ14世、そしてナポレオン1世まで、名だたる君主に愛された場所です。


つづきは長いので、よかったら写真だけご覧くださいね。

つづき
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by francana | 2015-04-21 07:00 | フランスの旅 | Comments(12)

城跡にて

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アプルモン村の続きです。
城、といっても今では二つの塔くらいしか残っていないんですけどね・・・を見学しました。

アプルモン城は9世紀の城壁の跡地に16世紀に建てられたもので、建築様式でいえば中世とルネッサンスの両方の要素が見られるのだそうです。(一般公開は4月から9月半ばまで。)

つづき
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by francana | 2014-08-13 07:00 | フランスの旅 | Comments(8)

ル・ノートルが造った庭

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ヴォー・ルーヴィコント城のつづきです。
城のなかはお見せしましたので・・・(←長いので、写真だけささっと見てくださいね・笑)

こんどは庭へ出ましょう!

前回書いたとおり、庭はアンドレ・ル・ノートルの設計によるもの。フランス式庭園といえば、彼。
「作品」はほかに、ヴェルサイユ宮殿の庭、フォンテーヌブロー城の庭、パリのチュイルリー公園などがあります。
そういえば昨年は生誕400年記念でしたね。

つづき
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by francana | 2014-05-23 07:00 | フランスの旅

ヴォー・ル・ヴィコント城

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すこしご無沙汰しておりました。

先月のことなのですけど、パリ近郊にあるお城を見学してきました。
ヴォー・ルーヴィコント城、日本ではどのくらいの知名度なのでしょうか・・・
パリをはさんで、ヴェルサイユ宮殿と反対側に位置しています。

1658~1661年にかけて造られたこの城、現在は私有で、国の歴史的建造物に指定されています。

つづき
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by francana | 2014-05-17 07:00 | フランスの旅

ルネッサンスの城とシャブリ : 秋のブルゴーニュ

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だいぶ間があいてしまってごめんなさい。
もうはるか昔のことに思える(笑)ブルゴーニュへの旅、旅行記もこれで最後です。

帰るまえに立ち寄ったのは、シャブリ村。あの白ワインのシャブリです。
ワインを試飲するとかそういうのではなく、ただぶどう畑が見たかったのです。この眺めが好きなんですよねぇ。

つづき
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by francana | 2013-12-10 07:30 | フランスの旅 | Comments(4)