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ノートル・ダム大聖堂

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けっきょく思うのは、どんなことも永遠には続かない、ということ。


4月15日、マクロン大統領の演説を見ようとテレビをつけると目に飛び込んできたのは、燃え盛るノートル・ダム大聖堂の映像。
にわかには信じられませんでしたね。

命の危険を冒して消火活動にあたった消防士たちのおかげで、大聖堂の主な部分と貴重な宝物などは救われたとのこと。

昨夜は予定を変更してノートル・ダム大聖堂に関してマクロン大統領の5分ほどの演説があり、そのあと特番がありました。

大聖堂はずっと改修工事中で、横を通るたびに足場が移動していましたが、これほど貴重な遺産のなかでの作業です、
細心の注意を払っていたはずなのに、なぜこの規模の火災が起きてしまったのか不思議でなりません。



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木造の屋根は火の広がりが速く、歴史的建造物ならではの構造上、鎮火作業は困難を極めましたが、最悪の事態は免れたらしい。

必要なだけの時間はかかるけれど、かならず再築されるでしょう。
長い歴史のある建造物では、大なり小なり生まれ変わっていくのは運命のようなものだとも思いますが・・・今回の火災は防げたのではないかという思いが消えません。



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見るたびに心が落ち着いて、不思議と癒されるノートル・ダム大聖堂。
巨大な船のような大聖堂には、私も特別な思いがあります。

船のマストのようにも見える、天に伸びるあの尖塔がいちばん好きでした。
ちらりと見えただけでも心が明るくなるようで嬉しかったものです。ですから尖塔が崩れる映像は衝撃的でしたねぇ。



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再建についてマクロン氏は5年と言いましたが、専門家は少なくとも10から15年はかかるだろうという見方。

パリのノートル・ダムは世界でもっとも多くの人が訪れる教会ですが、今後は足場で覆われ閉まったままになるのでしょう。
マクロン氏が5年と言ったのは、2024年のパリ・オリンピックの際にはなんとか見られる状態にはしたいという、政府やパリ市の意志でしょうか。


それにしても、8世紀前からパリの真ん中に、いつも変わらずいる貴婦人・・・

第二次大戦中にナチスが爆撃する計画があったのを免れ、長い時間のなかであらゆることを見てきたでしょうに、まさかこんなことが21世紀に起こるとは思っていなかったのでは。

不変とかたく信じているものでも、崩れることがあるということか。



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フィガロ紙の一面。


フランスで暮らす年月が長くなるにつれつくづく思うのですが、パリという街は、魔法のような特別な力があるのですよね。
何世紀も前からパリが特別な場所であったのは歴史が物語っていますし、世界中の人が一度はパリへと憧れる街であるのは分かっています。

今回、国内外からの反応の大きさを見て、こんなふうに言うのもなんですが、パリは幸運だと改めて感じましたよ。
パリのノートル・ダム大聖堂であれば再建の費用は集まり(すでにフランスの財閥などから多額が寄付されています)、国内外の専門家が手を貸すでしょう。

ノートル・ダムがいつか、美しく帰ってくることはほぼ確かでもあるのです。
もちろん、今までと同じではないのですが・・・そう考えると残念ですし悔しい気持ちが湧いてきます。

同時に、パリはそれほど特別な場所であるならばなおさら、この遺産を何としても修復して保存する義務がフランスにはある、とも言えますね。



遠くないいつか再び、私たちのノートル・ダム大聖堂に会える日が来ることを祈って。


今回はたくさんの写真のなかから(我ながらずいぶん撮っていたものです)、5月のものを選びました。




# by francana | 2019-04-17 20:00 | パリ散歩 | Comments(10)

植物園の白い花、マフィン二種

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前回の八重桜と順番が逆になってしまいましたが・・・こちらは三月の写真です。

パリ植物園で、梨の木が白い花を咲かせていました。



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春が来ると真っ先に咲く日本の白妙桜も、満開でしたよ。

昨年の写真はこちら。


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見事な大木に、たくさんの人が群がっていました。

今年は二月があたたかく開花が早かったので季節が前倒しかと思いきや、四月になっても朝晩はかなりの冷え込みで、まだストーブを燃やしてつけています。
けっきょく我が家では10月から4月まで半年間ストーブが必要ですね。




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日本で見る桜にはかなわないけれど、こちらの桜も悪くないですよね。
(手前は冒頭の梨の木、奥は桜。)



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さいごに、四月初めのノートル・ダム大聖堂横の白い桜。すでに葉桜になりかけていました。




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先日焼いたマフィン。
半量は、バナナとチョコレートを入れて。



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もう半量は、ベリー類を。

バナナチョコレートと比べてこちらはべっちゃり、膨らみが足りないのはどういうわけか。同じ生地なのに・・・
(写真では違いがよく分かりませんが・笑)

いつものように、グルテンフリー、卵なしです。
バターは使っています。今回はアーモンド乳で作りました。

余ったアーモンド乳は寒天と混ぜて、私が食べるヨーグルトもどきにしましたよ。




# by francana | 2019-04-12 08:00 | パリ散歩 | Comments(12)

パリに咲く桜

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ノートル・ダム大聖堂の南側に、八重桜が咲いていました。


このところ続けて、日本の友人から入学や進級のたよりが届きました。

フランスではこうしたセレモニーが一切ありませんので、
厳かな雰囲気のなか子供の成長を感じてしみじみする・・・そんな機会があることがいいなぁと思います。
その一方、フランスの気楽さを大いに評価してもいるのですが(笑)。



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対岸からも桃色がぱっと目立ちます。



ブログにはあまり書きませんが、毎日いちばん頭の中を占めているのは子供のことですね。
子育てというのはほんとうに、心配と悩みの連続。大小あれこれ尽きないもの。

ささいなことで言えば、先月は息子が二週間もお腹の調子が悪くて、さすがに心配になりました。医者に二回連れて行ったけれど、けっきょく何かのウイルスだったようです。本人は元気で学校も習い事も行っていたのですけどね。




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今年は二月が異常にあたたかかったせいでしょう、桜の開花が早めです。


ちょっとした「問題」があって学校の先生と話すこともよくありますよ。
それだけ学校がきちんと見ていてくれるわけで、ありがたいと思っています。

息子が幼稚園の時、担任の先生に、今は今の心配事を楽しんでくださいね、大きくなれば別の心配事が出てきますから~と言われたこと、よく思い返します。



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何はともあれ・・・元気でいてくれればそれでよいです。
親の私も元気でいないと。


ブログにはまだ書いていなかったと思いますが、私は乳糖以外にも不耐と思われるものがいくつかあります。最近も新たに発見があって、自分なりに確定しつつあるところ。
あれもこれも食べられない・・・となるとすこし面倒ではありますが、今さら未練はありません。




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セーヌ川を左岸に渡ったところにも、濃いピンク色の八重桜が。
毎年春には、どうしても桜を追ってしまいます。



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ちかくに薄い桃色の八重桜もあって、みじかい通りがピンク色に染まっていました。
手前の低木もかわいらしい花をつけていますね、何という名なのでしょう?




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息子がお腹をこわしていた間に、これなら食べられるかと、たくさん焼いたクッキー。
粉と砂糖とバター、油と水だけ。

意外にとってもおいしかったので、以来このレシピにしています。




# by francana | 2019-04-11 07:00 | パリ散歩 | Comments(12)

四月 avril サン・ルイ島からシテ島へ

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四月。
日本では新しい始まりの季節。

桜の開花と、新元号の発表・・・明るい空気につつまれているだろう日本を想像します。



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こちらは先日から夏時間に変わりました。
日暮れが遅くなって、逆に朝はあれこんなに暗かったっけと思ってしまいます(それも今のうちですけれど)。

写真はいずれもサン・ルイ島のカフェ。



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シテ島のドーフィヌ広場。

サマータイム導入は日本でも数年来議論になっているようで、夜型の日本人には合わないという意見を読みました。
でも何より、日没がずれたら、遅い時間まで暑さがつづいて耐えがたい・・・というより危険であるのが、いちばんの問題ですよね。



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静かなこの広場の片隅で、ペタンクをするグループがいました。

三月の下旬でしたがすでに若葉がだいぶ出ていました。今頃はさらに緑に染まっていることでしょう。




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ベンチで日向ぼっこ。

太陽を浴びてただ座るだけ・・・という行為が、いかに自然なのかを覚えたのは、パリで暮らしてどのくらい経ったころだったか。
おそらく、最初の暗い冬を越したあとの、春だったでしょうね。




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遅くなったけど、と二月にもらったコワンが傷み始めていることに気づき、先月、ジャムにしました。
ラベルは今回も息子にお願いして。



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こんなところにこんな色のチューリップを植えたかしら?

ムスカリや水仙も増えています。庭には野花がたくさん。


元号が変わることは、フランスでもネットのニュースなどで報じられました。今も元号を使っている国は日本が最後だそうな。

その記事のひとつに、日本人はゼロから出発するのを好む・・・と書かれていて、その通りだなぁと。
全てを失っても新たにやり直す強さが称えられていたのは、8年前の震災のときでしたね。





# by francana | 2019-04-03 20:00 | パリ散歩 | Comments(8)

パレ・ロワイヤルのマグノリア

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先日息子をパリの病院へ診察に連れて行き、お天気もいいことだし、パレ・ロワイヤルの庭を通りぬけました。



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一ヶ月前はモノクロだった庭が、すっかり春の色になっていた。
マグノリアは葉が出始めていました。



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もうすこししたら、木々も淡い緑に変わるでしょう。



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噴水で水浴びをしていた鴨がぴょこんと上がってきて、皆の微笑みを誘っていました。


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ベンチに何やら書いてある。


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今日は、明日と昨日が結びついたものだ。ジャン・コクトー。




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セーヌ川を渡ってルーヴル美術館のピラミッド横を通ったら、一部の床が布のようなもので覆われていた。
傍らでは、このように皆さん作業中。

3月29日で30周年となるガラスのピラミッドを祝う、アーティストJRの作品だそうです。
当時はミッテラン大統領の時代、たいへんなスキャンダルだったこのピラミッド。

JRは二年前の「顔たち、ところどころ」でアニエス・ヴァルダと共同監督をしていた人。(私はこの作品、見ていないのですが)
ちょうど3月29日がヴァルダの命日となったのですね。




# by francana | 2019-03-30 07:00 | パリ散歩 | Comments(6)

春を探して

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探してなんて書きましたが・・・もう探すまでもなく街じゅうが春らしくなりました。


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ノートル・ダム大聖堂が見える通りで、桜らしき白い花を見つけました。



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レンギョウも、春が近づくといちばんに咲く花のひとつですね。


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上の道のすぐ先。右側の、上階がすこし出っ張っているのがパリではめずらしい(と思う)。



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思い思いに太陽を満喫するパリジャンたち。



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あちらでもこちらでも。



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奥のドームはソルボンヌ大学です。



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ノートル・ダム大聖堂の裏で咲いていた白い花。名前を度忘れ・・・



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この日訪ねた友人のアパルトマンの、中庭から見たパリの空。


今週末には夏時間に変わります。
ヨーロッパ連合はサマータイム制の2021年からの廃止を決めたとか・・・




# by francana | 2019-03-29 21:00 | パリ散歩

マグノリアの花

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先日、卒業といえば浮かんでくる昔の歌を心ともなく口ずさんでいて・・・
あぁ三月はそんな季節だった、と思い出しました。

卒業式の、別れが寂しいのと同時に春に心浮き立つような、あの複雑な思いは日本ならではのものでしょうね。



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年末に帰省したときに高校の同窓会をすることができました。
小規模なものでしたが、何時間もあんなに笑いつづけたのはひさしぶり。

卒業してからそれぞれ別の人生を歩んできたのに、魔法のように一瞬にしてあのころに戻れてしまう。
同窓生というのは不思議なものです。
今でも皆が口をそろえて、人生でもいちばんたのしい時のひとつだったと言うくらいの高校生活でした。

幸せな思い出というのは、いつでも取りだせる宝物のようなものですね。




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パリではマグノリアの花が満開です。
冒頭の二枚はパリ市庁舎よこ。騎馬像はエチエンヌ・マルセルだそうな。

三枚目以下は植物園にて。
ここのマグノリアは昨年よりだいぶ早いですが、今年もきれいに咲いていました。



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風が吹くたびにはらはら・・・ではなく、重たいマグノリアの花びらはぼたぼた・・・と落ちていました。
散ってしまう前に見られてよかった。



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園内の温室のよこには、アカシアの大きな木があります。



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先日も書いたように思いますが、黄色いミモザも春を告げる花のひとつ。



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植物園は敷地に入ったとたんに町の喧騒が消えるので、心もしんと落ち着く気がします。

パリも春の色に染まりつつあります。



そういえば高校生のときは、桜の満開といえば四月の始業式のころでしたが・・・
上履きで花びらを踏んであるいたことを覚えています。
ちなみに横浜です。その年だけ遅かったのかしらん。

春に懐かしい記憶がよみがえるところをみると、私も日本人だなぁと思いますよ。







# by francana | 2019-03-25 10:00 | パリ散歩 | Comments(6)

パリらしい光景

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パリを歩いていると、新聞を読む紳士というのをよく見かけます。

カフェのテラスに座っていることも多く、そういう人にかぎってきちんと帽子を被っていたりして、彼のまわりだけ古き良きパリに見えたりする。

冒頭の写真はポン・デ・ザール(芸術橋)ですが、これだけで絵になるのがパリなのかなぁと思います。



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このところ、空模様が一日のあいだにめまぐるしく変わって、まるで冗談みたいです。
春の初めらしいといえばそうですが・・・



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太陽が出るとパリジャンは、日向に座ってお昼ごはん。上の二枚はパレ・ロワイヤルにて。



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おなじくパレ・ロワイヤルの庭。

この女性がいかにもパリジェンヌ!という感じで・・・
けっこうお年を召した方で、でもヒールをはいて背筋は真っ直ぐ、プラチナブロンドがきれいでした。



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パリの風物詩、ブキニスト。

やはり晴れているパリがいちばん好きです。



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建物の地上階はたいてい店舗ですが、それぞれが鮮やかな色に塗られていて、通り全体で不思議な統一感がある。

パリらしいと感じるもののひとつです。



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こんな狭い通りもそう。

先日やっと「ミッション・インポシブル フォールアウト」を見ました。

パリのシーンは、この街を知っているとより楽しめますね。こんなところを疾走したの?と驚いてしまう。
あの、トラックが道をふさいでバイクに乗り換える通りはどこなのだろう。



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でも、何よりもパリらしいのは、やはりカフェのテラス席でしょうか。



今日は先生たちのストライキで、学校が休みでした。

春分の日が近いですね。ちょっとばたばたとしておりました。
仕事に家事だけで一日があっという間に終わってしまいます~




# by francana | 2019-03-19 17:00 | パリ散歩 | Comments(18)

三月 mars ミモザの花

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パリ7区にて。花屋さんの店頭にミモザの花が。
黄色い花が春の訪れを告げるようでした。



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チュイルリー公園では、マグノリア(木蓮)の花が咲き始めていました。

今頃はもう満開かしら。写真の日は二月の終わりで、それが信じられないくらいのあたたかい午後でした。



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待っていましたとばかりにテラス席で日光浴・・・いえ、食事をする人たち。



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セーヌ河岸にも、川をゆく船にもたくさんの人。

下の写真のほうが、人が連なっているのが分かるかな。



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でも三月にはいってから、例年のお天気にもどりました。

くもりと雨。昨日は強風が吹き荒れた。



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ルーヴル美術館のよこを通ったら、シャボン玉(のパフォーマンス)をしている女性がいました。

子供たちが大喜びで追いかける。大人は皆、立ち止まって撮影。



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雲ひとつないパリの空にシャボン玉が飛んでいく・・・



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この広告塔にあるのはジュリエット・ビノシュの新作。
ぜったい見たい一本ではないけれど、ビノシュの演技は気になる。



映画といえば、先日のセザール賞の最優秀外国語映画賞は「万引き家族」が受賞しましたね。
カンヌではパルム・ドールに輝いたし、是枝監督はフランス人に評価されているよう。

今作で私なりに浮かんだことばは、世の中は定規で計れることだけではない・・・ということ。
フランス人観客はどんなふうに感じるのかしら、身近に見た人がいないので感想が聞けません~



今年も賞シーズンが終わりましたが・・・
あとから何度も見るほど好きな映画に出会うのは、年に一本くらいでしょうか。



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そうした出会い、近年では「Call Me by Your Name」です。
先日、原作小説のオーディオブックの冒頭をたまたま見つけて聞いてみました。

"Later !" The word, the voice, the attitude. I'd never heard anyone use "later" to say goodbye before.

アーミー・ハマーの声で「later」が聞こえたとたん、あぁ「later」!と、自分自身の懐かしい思い出がよみがえったような気がしましたよ。



# by francana | 2019-03-05 10:00 | パリ散歩 | Comments(20)

オランジェット

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二週間以上も晴れてあたたかいです。
まだ二月だというのに、洗濯ものを外に干せるだなんて・・・

というわけで今年は早めに庭の手入れを始めました。
放ったらかしだったものを剪定したり、いらないものを引っこ抜いたり。



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今年も恒例のオランジェット。
冬になってからオーガニックのオレンジを毎日のように食べていたのに、皮を使うことを思い出したのはずいぶん後でした(笑)。


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柔らかめにおいしくできました。たくさんありましたので、先日家族との食事会へ持っていきましたよ。



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日の差すテラスでアペリティフ。二月だというのに!(しつこい・笑)

クリスマスに私たちは日本にいましたから、遅めのプレゼント交換もしました。
このあいだ、12歳の姪っ子に背を抜かれました。
16歳の甥っ子は、今やシャンパンを(グラス半分)飲んでいるし・・・

自分も年をとるはずです(笑)。




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もはや遠く感じる(笑)、寒かったころにつくったトマトのシチュー。
塩漬けにしておいた豚の肩肉が、フォークでほろほろと崩れるくらいのやわらかさでした。


はやめに春が来るのは大歓迎ですけれど、三月以降のお天気もおだやかでありますように・・・




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冷凍庫にミラベルがずっと前からあるのに気づいて作ったタルト。



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なたね油を入れすぎて失敗したクッキーを生地に使ったら、さくさくとおいしかった。


少々心配事があっても、晴れていさえすれば、なんとかなると前向きになってしまう。
私ってなんて単純なのでしょう(笑)。

日本では河津桜が咲いているとのこと!
やはり春には、桜を見に飛んで帰りたくなります。




# by francana | 2019-02-26 21:00 | フランス生活風景 | Comments(18)

日仏カメラ修理事情

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一週間まいにち晴れていました。二月にしてはなんとめずらしい!

どんな暖房も、太陽の日差しにはかなわないのです。



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このあいだ年が明けたばかりなのに、来週から学校は再びヴァカンス。

長い長いと思っていた冬も、終わりがちかづいています。
まだ寒波は来るでしょうから油断はできませんが、日も長くなってきて、あと一息!と思えるようになりました。



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ところで、年明けにカメラを日本で修理に出しました。



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ショールームに持ち込むこともできましたが、年始で休みでしたので取りに来てもらいました(有料)。
すぐに見積もりがメールで届き、三日後には修理が終わって実家に配達された。

思った以上の迅速さに驚きました・・・




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もとはというと、一昨年にレンズがおかしくなり、フランスのメーカーに修理に出したのです。

対応は悪くなかったけれど、10日ほどして見積もりが来たあと、修理が終わるまでじりじりと待ちました。
けっきょく手元に戻ってきたのは6週間後。

正直言うと、フランスにしては早いと思いました(笑)。



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きちんと梱包されて返ってきたし依頼した部分は直っていたけれど、以前はなかった新しい故障があることに気づきました(!)。
メーカー自体が修理してもこういうことがあるんですねぇ。

修理保証期間はありますから、送り返して直してもらうこともできたけれど、6週間かかる、それにまた新たな不調が追加されたら?と考えると、する気になりませんでした。



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というわけで日本に帰省しなかった間、問題のあるカメラを使い続けていました(笑)。
写真で気づかれた方もいるかもしれませんね。今回の写真も昨年末ですので、壊れたカメラで撮影したものです。


日本で修理されたカメラ、不調がきちんと直っていたのは言わずもがな。まるで生き返ったようでした。
ちなみに修理費用は、日本ではフランスの約半額でした。



日仏の「サービス」への考え方の違い、働き方の違い、雇う側の事情の違い、社会的文化的な違い・・・
良し悪しを言うのではなく、あれこれに思いを巡らせたできごとでした。




# by francana | 2019-02-20 07:00 | パリ散歩 | Comments(10)

2月 février

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年が明けてからというもの、元気いっぱい!と言い切れる日がほとんどありませんでした(笑)。
これは年のせいと、太陽が足りないせいでしょうね・・・

今週は晴れる日があるらしく、袖をまくって襟元を開けて太陽を浴びましょう!と言っている知人がいて、
まるで植物みたいと可笑しかった。



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冬に大活躍の、ティーツリーとユーカリなどのブレンドスプレー。
どこまで効果があるのか分かりませんが・・・日に何度もしゅっしゅっとやっています。



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インフルエンザ対策のホメオパシーの薬も、冬のあいだ週に一回飲んでいます。

このところフランスはインフルエンザ警報が最高値で、地図が真っ赤です。
昨日ラジオで専門家が予防対策を話していました。

いわく、まずは手洗い。爪も忘れずに洗うのが大切。
マフラーをすること(体の温度をあたたかく保つ)。
よく眠ること(睡眠時間が7時間以下の人は、かかる率が3倍)。

うがいのことは言わないだろうなぁと思って聞いていたら、やはり言いませんでした(笑)。



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忙しいこともあり、パリにもしばらく行っていません。



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冬の夕暮れ時のオレンジ色の光、あたたかいですよね。
田舎はこういうのがなくてさびしい(笑)。



本と映画のことをすこし・・・



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左は日本帰省のあいだはお休みしていたのを、1月に一気に読み終えた本。
ひとことで言うと、重いです(途中で読むのをやめる人もいるのでは)。
それでも、分厚い一冊を通して様々な人生を味合わせてもらった満足感が残りました。

右のほうは、読み始めたばかり。
どちらもラパンさんから譲っていただいたものです。



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日本で買った古本の一冊。

フィクションの短編集かと思いきや、あの忠臣蔵が当事者以外の目線から描かれているのでした。
たまたまこれを選んだのだけれど、ぜんぶで四冊あるシリーズもの一冊目めとのこと。

買ってきたのは文庫本ばかり。つるつるした紙質の良さにほれぼれします。




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そういえばパリへ戻る機内で、邦画を三本見ました。
「日々是好日」と「散り椿」は、どちらも映像が印象にのこりました。美しく切り取られた日本の四季にうっとり。

先月にはNetflixで「ROMA」を鑑賞。
淡々と撮られた物語のさいごに、静かな感動が湧いてきます。上の写真は心に残った場面。




# by francana | 2019-02-12 07:00 | パリ散歩 | Comments(12)