カテゴリ:パリ散歩( 77 )

5月のパリ

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パリの石畳は年々減ってアスファルト化されていると、すこしまえテレビで言っていました。


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何の番組だったかというと、今年は1968年の「五月危機(Mai 1968)」から50年だという話です。

当時、学生運動家たちがパリの敷石をはがしてバリケードをつくり、また保安機動隊へ向かって投げつけるという、象徴的なできごとがありました。
そこからスローガンのひとつ「敷石の下は砂浜だ!」が生まれます。上から押さえつけているものを取り除けば、そこには自由がある・・・ということです。



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いつも人がいっぱいの、シェイクスピア・アンド・カンパニー書店。
観光客に英語で説明をしているガイドらしき男性がいました。

冒頭の写真で道に並んでいる水色の自転車は、彼らのものだと思う。
今年から新しくなったパリの貸自転車ヴェリブ(Vélib' Métropole)です。



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彼は写真も撮ってあげていました。
こういう個人ガイドみたいな人、パリでけっこう見かけます。



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書店からすこし歩いて、ノートルダム大聖堂の横あたりでモンテベロ河岸へ下りました。

セーヌ河岸は石畳が残っている箇所が多いですね。
並木の根が張ったりするせいもあってか、ぼこぼこしていて、歩きやすいとはいえません。



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すこし西へ歩くとトゥルネル河岸。ノートルダムの後ろ姿が見えてきます。



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5月になって、パリには観光客が急に増えた印象です。

メトロだけでなく電車も通っているサン・ミッシェル駅は、パリの洪水からずっと閉まっていたのですが、さすがにもう再開していました。
スーツケースや大きなリュックサックを持った人が出口から次々に出てきます。たいていは白人観光客。

この駅を出るとすぐにノートルダムが見えてきますよ。





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by francana | 2018-05-19 08:00 | パリ散歩 | Comments(0)

パリ7区にて

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ケ・ブランリー美術館へ行った日に撮った写真です。
エッフェル塔のある7区は、パリのなかでも高級住宅街だと思います。


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大通り沿いには、細くて黒い柵がついた、パリらしい大きな建物が多い。
こういうのをオスマニアン様式というのだと思います。19世紀のものですね。

これは7階建てで高いほう。一階の角は薬局ですよ。


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こんな家を見つけた。パリの真ん中とは思えない。
つい、値段はどのくらいだろうと考えてしまいました(笑)。


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パリの6区や7区で不動産屋のウインドーを覗くと、目が飛び出そうな値段のアパルトマンが並んでいます。


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色づかいと格子窓がいいなと思って撮ったレストラン。


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お兄さん失礼します・・・
ここにも緑の十字がありますね。全国共通の、薬局のサインです。


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おなじ通りをすこし歩いたら、こんな噴水を見つけた。いつからここにあるのでしょうね。

フランス語ではfonatineですが、噴水とは言わないですよね、何ていうのかな。
水飲み場というわけでもないし(この水は飲めるのかしら?)。



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そのうしろにはレストランが。
すこし奥まっているから落ち着けそうです。


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カフェ・コンスタン、日本人によく知られていますね。
何年も前ですが、日本から来た友人といっしょに行った思い出があります。




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by francana | 2018-05-13 07:00 | パリ散歩 | Comments(8)

ケ・ブランリー美術館へ

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先日、パリのケ・ブランリー美術館へ行ってきました。
7月まで「アジアの地獄と幽霊(Enfers et fantômes d'Asie)」展が開催中です。

第一日曜日でしたので入場は無料。でもすこし並んだだけで入れましたよ。


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2006年に開館したここ、エッフェル塔のすぐ隣に位置しています。
今までなかなか機会がなくて、来たのは初めてでした。



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展示のはじめのほうには、鬼や雷神、なまはげも。
日本や中国で地獄がどんなものと考えられてきたか、仏教における輪廻転生とは・・・

週末という理由もあってか、会場はけっこうな盛況ぶりでした。



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北斎や歌川国芳など、フランスでも知られた絵師による幽霊画のある部屋。

会場にはお菊さんやお岩さんなど、かなりの数の絵があっておどろおどろしい空気(笑)。
いっぽう、骸骨の大和絵にはユーモラスなものがあったり。

獅子舞やお地蔵さんもいましたよ。
日本の古くからの風習や伝統が詳しく解説されていて、私自身も勉強になりました。



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展覧会、思った以上にたのしめました。

何よりテーマがユニークですし・・・
伝統的な美術作品はもちろんのこと、現代の文化まで網羅されていて見ごたえありました。


常設展示のほうは時間がなくて行けませんでしたので、またの機会にします。





* * *


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こどもの日。

昨年のようにお寿司でも作ろうとおもったら、材料を買っていなかったことに気づいて・・・

急きょ、こいのぼりクッキーにしました。
いつものグルテンフリー、卵、乳なしです。



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(一部ぼかしてあります。)

思ったよりも時間がかかってしまった(笑)。なんとか形になったかしら。


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オーガニックの自然由来の着色料を、初めて使ってみました。緑はかなり薄かったので抹茶を足して。

甘味はアガヴェ・シロップだけ。
この甘さがなんとも優しいというか、私はとても気に入りました。




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by francana | 2018-05-09 07:00 | パリ散歩 | Comments(12)

パンテオンからリュクサンブール公園へ

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パリの5区、聖ジュヌヴィエーヴの丘にあるパンテオン。
18世紀後半に建てられました。

数年前まで覆いがかかっていたけれど、いつのまにかそれも取れて、きれいになりましたね。


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初めて中に入ってみました。
日差しのあたたかい日だったけれど、中はひんやりして寒いくらい。

地下のクリプトには錚々たる顔ぶれの墓があって、身震いしましたよ。


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丘からリュクサンブール公園まで伸びるスフロ通り。
ここからエッフェル塔がこれだけ見えるんですね。

ちなみにスフロはパンテオンを設計した建築家です。


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パンテオン横に、石のベンチやテーブルが並べられて、学生たちがお昼を食べていた。こんなのありましたっけ。

左の建物はサント・ジュヌヴィエーヴ図書館。
この界隈はアカデミックな空気がむんむんしています。すぐそこのソルボンヌは現在封鎖中ですが・・・


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春のテラス。
皆が冬ごもりから出てきた、という表現がぴったり(笑)。


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それは公園も同じこと。
写真ではよくわかりませんが、週末ともなると、人、人、人・・・で埋まっています。


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舟遊びも大盛況でした。
池の周りは座る人で隙間がないのを、子供たちが縫うようにして舟を棒でつついていた。


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おまけ。

昨年ごろから、こうしたクラシックカーをパリの街でよく見かけます。
観光客を乗せて走るらしい。

ようやく、散歩がたのしい季節になりました。


コメントへのお返事が遅れるかもしれませんが、必ずさせていただきますね。



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by francana | 2018-04-16 06:00 | パリ散歩 | Comments(14)

サン・ジェルマン・デ・プレあたり

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パリ6区をふらふらしていて入りこんだフェルウ通り。
奥に見えるのはサン・シュルピス教会です。


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壁いちめんに、アルチュール・ランボーの「酔いどれ船(Le Bateau ivre)」全文が書かれています。
この詩を文学サークルで発表したのがこの通り沿いのレストランだったとか?

ランボーには詳しくありませんが、肉体に響くというか、激しい言葉遣いというイメージがあります。
この詩も17歳で書いたとはとても思えない。


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サン・ジェルマン・デ・プレ教会の裏にて。


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このトリコロールのカフェは前にも載せたことがありますが・・・
今回はちがう角度からにしました。


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フルステンベルグ広場沿いの花屋さん。


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ドラクロワ美術館があるのもこの小さな広場ではないでしょうか。
私はここへ来ると、いせひでこの「ルリユールおじさん」を思い出します。


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写真は三月に撮りましたので、今はもっと緑が増えていることでしょうね。



コメントへのお返事、遅れるかもしれませんが必ずさせていただきます。




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by francana | 2018-04-14 07:00 | パリ散歩 | Comments(4)

植物園のマグノリア

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春を探してパリを散歩。

パリ植物園(Jardin des plantes)で遠くから目をひいた、桃色のマグノリア。


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絵筆でピンク色を、ぽっ、ぽっとつけたような。
大きな花びらが、桜などとはまた違った魅力です。


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こちらは公園の反対側の端で見かけた、ずっと小さな木。


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白い花をつけた傘のようなのは、りんごの木です。


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木陰をつくるりんごの木が庭にあったらいいな。
でも、ここまで育つのに長い年月がかかりますからね・・・


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何だか忘れたけれど、プラムだったかな、かわいらしいつぼみ。


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これは何でしょう?オオデマリ?

前回の記事にも書いたけれど、植物園は花の咲き始め。色とりどりの花でにぎやかになるのはこれから。

ようやく明るい季節の始まりです。あぁうれしい・・・!



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さいごは植物園ではありませんが、先日行ったパリのネッケール病院
長いあいだ工事していたのが終わって、若木や苗木がたくさん植えられていた。大きくなるのが待ち遠しいですね。




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by francana | 2018-04-10 08:00 | パリ散歩

パリ植物園の白妙桜

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週末は気温が上がって、「春」を実感するお天気でした。
ひさしぶりにパリ植物園(Jardin des Plantes)へ。

まだ色の少ない園内にふわっと白い部分があって、それがこの大きな桜の木。


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日本の「白妙(しろたえ)」だそうです。


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巨大な傘をひろげたように大きくて・・・端は地面についてしまっています。


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花壇もまだつぼみが多くて花はまばらでしたから、満開の桜は大人気。
写真を撮る人がたくさんいました。


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八重桜は花がぼんぼりのようで愛らしいですよね。
これだけ咲き誇っていても、白いせいか不思議と控えめな印象です。


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子供たちは皆はしゃいで花の傘の下へ。かくれんぼ気分ですね。



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反対側で、桃色の桜も咲いていました。


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日本の「長州緋桜(ちょうしゅうひざくら)」だそうです。



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いつか満開のときに来た、「関山(かんざん)」は、まだつぼみでした。
つぼみも可愛らしいこと。




今年も日本の桜を見ることができました。
桜の花・・・というだけで妙に心にしみいるのは、やはり日本人だからでしょうかね(笑)。




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by francana | 2018-04-08 07:00 | パリ散歩 | Comments(14)

復活祭のまえ

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メトロの駅を撮ってみました。ここから乗ることが時々あります。


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赤いひさしのレストラン。
6区のセーヴル通り沿いにあってよく前を通るのですが、なぜか一度だけオムレツを食べたことがあって、壁がポスターだか写真だかで埋まっていたのを覚えています。



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ここはまた別のお店。


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初めて入りましたが、内装がすてきなのです。


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赤いシリーズみたいになってしまいましたが・・・
"L'enfance de l'art"という表現があって、このお店の名前はそれとおなじ読み方。駄洒落ですね。


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週末は復活祭ですので、お店にチョコレートがずらりと並んでいます。

たまたま通りかかったアンリ・ル・ルーのウインドー。折り紙が飾ってあったので撮りました。
奥の卵は「平和」という名だそうな。


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こちらはボン・マルシェの食品館。今年もたくさん揃っていますね。

我が家も遅ればせながら買いました。卵に鶏、うさぎや魚のかたちのあれやこれや。
復活祭にともない、明日から三連休です。



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by francana | 2018-03-30 08:00 | パリ散歩 | Comments(12)

早春のリュクサンブール公園

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今日から夏時間になりました。

新しい年になるときはもちろんだけれど、3月と10月に時間が変わるときに月日の経つはやさを感じます。

若いころは春といえば別れと出会い、新年度。
この季節の思い出といえば、そわそわと面映ゆく、昂る気持ちにつながっています。
あたたかいと同時にひんやりした、春の空気とよく似て。



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いまやそんなのも遠い日々(笑)。
歳をとるにしたがって体感する時の流れが速くなる、なんて聞いたことがありますが、ほんとうでしょうかね。

さて、さすがに4月もちかく、空気は時々冷たくても日差しはもう春のもの。

リュクサンブール公園では、マグノリアの白いつぼみが光っていた・・・
と言うとおかしいですけど、日に当たってきらきらと輝いていたのです。


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花に囲まれて楽しそうな像。
ローマ神話のファウヌス(ギリシャ神話のパン)がフルートを吹いています。


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木々の長い影。
遠くに見えるドームはパンテオンです。

早い桜の咲いている区画は、この日はお手入れ中で立ち入り禁止となっていて残念。


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マリー・ドゥ・メディシスの噴水があって、写真を撮る人がいつもたくさん。これはその裏側。
一部、苔むしているのがいい。下からすこし水が噴き出ているの分かるかな。

リュクサンブール宮殿は彼女の命でつくられました。


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公園内のリュクサンブール美術館を、フェルウ通りから見たところ。ティントレットの展覧会が開催中。

この通りはほかにも撮ったので、別に載せますね。




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by francana | 2018-03-25 09:00 | パリ散歩 | Comments(10)

パリのカフェのテラス

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パリのサン・ジェルマン・デ・プレにて。

奥のカフェにはずーっと前に行ったことが。
その隣にはちいさな映画館があって、そこにもずーっと前に行った思い出が。懐かしいです。


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日がさんさんと差し込むテラス席。赤い帽子が点々と。


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こちらは日は差していませんが・・・老舗のカフェ・ド・フロール。
私はそういえば一度しか入ったことがないような。


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コレット広場のカフェは、いつも外まで満席(写真ではすこし空いていますが・笑)。
ご覧の通り、テラス席にもしっかり暖房が入っています。


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オデオンあたりで見かけた赤いレストラン。


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ノートル・ダム大聖堂が見えてくるこの道、好きです。


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そのつきあたりにある二軒のお店は、まるでうしろの建物に貼り付いているみたい。もとは古いのでしょうねぇ。
後から知ったけれど、右の黒いほうは有名はシュークリーム屋さんらしいです。



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ミモザの黄色がまぶしい花屋さん。

冬もそろそろおしまいですね。今月末には夏時間へ移行します。




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by francana | 2018-03-09 07:00 | パリ散歩 | Comments(12)